正直不動産を読んで

不動産投資

不動産売買を知るにはとまず選んだ漫画。

素人は寄ってたかってかもにされる事がまじまじと書かれている。

不動産投資はせんみつと言って千個の物件があれば3つしか価値のあるものに当たらないとしてなかなか投資の世界は厳しいことがわかった。

利益の大きい仕事をするとお客様がお金に見えてくるのだろうと感じさせられた。

売ってしまえばこっちのもの。

どうやって利益を上げるか、どうやってノルマをこなすか。

自分がやらなければ自分が責められる。

弱肉強食の世界と取れる世界の生き方を見せられた。

主人公は三方良しという、売り手よし、買い手よし、世間良しといった全てにとって良い方法がずっと続いていく良い商売として描かれているが、自分の取れる最善の方法が三方良しと言う方法となった。

社会の役に立つといったやりがいが仕事の原動力となり、スキルの向上や仲間との出会いを呼び寄せていくストーリーとなっている。

自分の生きている世界がノルマをこなすという数字の世界となり、人の幸せが価値となりえない状況となると人を人としてみることができなくなってしまう。

人を幸せにすることは、人の奥底を知って人の本当の力を導き出すことなのでそんなことはできないことであっても最善の選択をする手助けができることが関わったものの役目のように感じる。

主人公は一つ一つを的確に指摘し情報を開示してお客様の選択をより良いものにしていくことになっている。ひとりひとりのニーズを良く聞き、時間をかけて多くの人がよりよい選択ができるように手助けをしている。

読者もこれを読んで一つ一つは役立たなくても、魚をとる方法を学ぶように、どのようなことをすれば同じような失敗をしないで済むかを考えさせることができる気がする。

主人公のような人はいないが協力者を得ることで一人ではわからない知識や方法を得ることが求められる。調べて聞いて回ることで小さく失敗し、改善することで明日を変えていけることが期待できると思う。

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